結婚相談所でお見合いが次々と成立して困っていませんか?スケジュール調整が大変、相手選びに迷う、費用負担が気になるなど、お見合いが多く成立することでさまざまな悩みが出てきます。
恋愛心理カウンセラーの山田凛子が、10年の経験を活かし、お見合いが成立しすぎた場合の問題点と具体的な対処法、効率的な婚活の進め方をご紹介します。この記事を読めば、あなたの婚活をスムーズに進められるようになります。
お見合いが成立しすぎるとどんな問題が起きる?
婚活を真剣に取り組み始めると、思った以上にお見合いが成立してしまうことがあります。◆◆私のカウンセリングでも、お見合い成立が多すぎて悩む方が全体の約15%いらっしゃいます。◆◆一見、良いことのように思えますが、実は様々な問題が潜んでいます。
時間と費用の負担が大きくなる
お見合いが立て続けに成立すると、まず時間的・金銭的な負担が大きな課題となります。■■特に男性は、1回のお見合いにつき5,000円から10,000円程度の費用がかかるため、月に4回以上のお見合いは経済的に大きな負担となります。■■
★★30代男性のAさんは、1ヶ月に6件のお見合いが成立し、週末を全てお見合いに費やすことになってしまいました。仕事との両立も難しくなり、結果的に良好な関係を築けなかったケースがありました。このように、数を詰め込みすぎると本来の目的である「良い出会い」を逃してしまう可能性があります。★★
相手をじっくり知る余裕がなくなる
お見合いの数が多くなると、一人一人との出会いを大切にする余裕がなくなってしまいます。◆◆IBJのデータによると、交際に発展する可能性が最も高いのは、月2〜3回程度のお見合いペースだということが分かっています。◆◆
★★以前、35歳女性のBさんは、「次から次へとお見合いをこなすうちに、誰とどんな話をしたのか混乱してしまい、せっかくの出会いを台無しにしてしまった」と話していました。お見合いは単なる数合わせではなく、質の高い出会いを目指すことが大切です。★★
選択肢が多すぎて決められなくなる
心理学では「選択のパラドックス」という現象が知られています。■■選択肢が多すぎると、かえって決断が難しくなり、満足度も下がってしまうのです。■■
○○選択肢が多すぎる時の心理状態
- 比較検討に時間がかかりすぎる
- 決断への不安が大きくなる
- より良い選択肢があるのではと迷い続ける
- 選んだ後の後悔が大きくなる○○
この現象は婚活においても同様です。★★40代女性のCさんは、「同時期に5人と仮交際になり、全員と真剣に向き合えず、結果的に全ての関係が中途半端になってしまいました。今思えば、2〜3人に絞って深い関係を築くべきでした」と振り返っています。★★
このように、お見合いが成立しすぎることで様々な問題が発生します。◆◆大切なのは、数をこなすことではなく、一つ一つの出会いを大切にし、自分のペースで婚活を進めることです。◆◆
お見合い成立しすぎを防ぐ7つの対策
お見合いが多く成立することによる問題を防ぐには、適切な対策が必要です。◆◆10年のカウンセリング経験から、最も効果的だと実感している7つの対策をご紹介します。◆◆
①申し込み数を適切にコントロールする
IBJのデータによると、■■成婚に至ったカップルの多くは、月に2〜3回程度のペースでお見合いを行っていました。■■このペースを保つために、申し込み数を適切にコントロールすることが重要です。
○○申し込み数の目安
- 男性は月に5〜6件
- 女性は月に3〜4件
- 成立率を考慮して設定
- 地域や年齢で調整○○
★★30代後半の男性Dさんは、「最初は闇雲に申し込んでいましたが、月5件程度に絞ってからは、一人一人としっかり向き合えるようになり、結果的に良い出会いにつながりました」と話しています。★★
②地域と時間で絞り込みをかける
効率的な婚活のために、地理的・時間的な制約を活用します。◆◆通勤圏内や休日に会いやすい場所など、現実的な範囲で相手を探すことで、無理のない婚活が可能になります。◆◆
○○効率的な絞り込みのポイント
- 通勤・通学圏内を優先
- 休日の予定を考慮
- 交通アクセスを確認
- 仕事のスケジュールと調整○○
③オンラインお見合いを活用する
最新の調査では、■■オンラインお見合いの成功率は約49%で、対面での成功率36%を上回っています。■■時間や場所の制約が少ないオンラインお見合いを積極的に活用することで、効率的な婚活が可能になります。
★★20代後半の女性Eさんは、「平日の夜にオンラインお見合いを入れることで、週末の予定を詰め込みすぎることなく、スムーズに婚活を進めることができました」とコメントしています。★★
④交際のペース配分を考える
交際のペース配分は、成婚への重要な要素です。■■調査によると、交際開始から結婚決意までの平均期間は約4.2ヶ月となっています。■■この期間を意識した交際プランを立てることが大切です。
○○効果的な交際ペースの目安
- 初回デートは2週間以内
- 月2〜3回のペースでデート
- 3ヶ月を目安に関係性を評価
- 真剣交際への移行を検討○○
★★「交際相手が多すぎて、誰とどんな会話をしたか混乱してしまう」という声をよく聞きます。私は、メモを取ることをお勧めしています。相手との思い出や印象を記録することで、より深い関係構築につながります。★★
⑤スケジュール管理を徹底する
◆◆スケジュール管理は、複数のお見合いや交際を円滑に進める上で最も重要なスキルの一つです。◆◆デジタルカレンダーやスケジュール帳を活用し、計画的な管理を心がけましょう。
★★30代前半の男性Fさんは、「Google カレンダーで仕事とプライベートの予定を分けて管理することで、お見合いのスケジュールを無理なく組めるようになりました」と話しています。★★
⑥優先順位をつける
■■お見合いが多く成立した場合、すべての相手と同じように付き合うことは現実的ではありません。■■自分の価値観や結婚観に照らし合わせて、優先順位をつけることが重要です。
○○優先順位の決め方
- 価値観の一致度
- コミュニケーションの質
- 将来設計の方向性
- お互いの生活リズム○○
⑦断る勇気を持つ
時には、お見合いや交際をお断りする勇気も必要です。◆◆相手の時間も大切にするという意味で、早めの判断と丁寧な対応が重要です。◆◆
★★40代女性のGさんは、「最初は断ることに後ろめたさを感じていましたが、お互いのために誠実に対応することで、むしろ相手からお礼を言われたこともありました」と振り返っています。★★
以下のような場合は、勇気を持って断ることをお勧めします。
○○断ることを検討するケース
- 価値観の違いを感じる
- 将来設計が合わない
- コミュニケーションに違和感
- 直感的に相性が合わない○○
これらの対策を実践することで、より効率的で充実した婚活が可能になります。■■大切なのは、自分のペースを守りながら、一つ一つの出会いを大切にすることです。■■
心理カウンセラーが解説 効率的なお見合いの進め方
婚活では、ただお見合いの数をこなすだけでなく、効率的に進めることが重要です。◆◆心理カウンセラーとして多くの成婚カップルを見てきた経験から、最も効果的なアプローチ方法をお伝えします。◆◆
理想の出会いペースを見つける
個人によって最適なペースは異なります。■■大切なのは、自分の生活リズムやコミュニケーション特性に合わせて、無理のないペースを見つけることです。■■
★★例えば、初対面の方との会話が得意ではないAさんの場合、週1回のペースから始めることをお勧めしました。慣れてきた段階で徐々に回数を増やしていき、最終的には理想的な出会いにつながりました。★★
○○理想のペースを見つけるためのチェックポイント
- 仕事や趣味とのバランス
- 心身の疲労度
- コミュニケーション力
- 経済的な余裕○○
メンタル面のケア方法
多くのお見合いをこなすことで、精神的な疲れが蓄積することがあります。◆◆これは自然な反応であり、適切なケアを行うことで防ぐことができます。◆◆
○○効果的なメンタルケアの方法
- 趣味の時間を確保する
- 友人との交流を継続する
- 定期的な運動を行う
- 十分な睡眠をとる○○
★★「お見合いが続くと、どうしても結果を求めすぎてしまいがちです。そんな時は、婚活以外の活動に目を向けることで、良い気分転換になります」とカウンセリングでもお伝えしています。★★
交際を深めるタイミング
■■お見合い後の交際において、関係性を深めるタイミングを見極めることは非常に重要です。■■早すぎても遅すぎても、理想的な関係構築の妨げになる可能性があります。
○○関係性を深めるためのステップ
- 初回デートでの価値観確認
- 2〜3回目での将来観の共有
- 1ヶ月程度での家族観の話し合い
- 3ヶ月での真剣交際の検討○○
★★30代後半のBさんは、「最初は積極的に連絡を取ることに躊躇していましたが、相手の反応を見ながら少しずつ連絡頻度を増やしていったことで、自然な関係性を築くことができました」と話しています。★★
男女別・年代別の注意点
お見合いの成功率や進め方は、性別や年齢によって大きく異なります。◆◆統計データによると、年代や性別によって最適な婚活戦略が変わってくることが分かっています。◆◆
20-30代女性の場合
20-30代女性は、比較的多くのお見合い申し込みを受けやすい傾向にあります。■■IBJのデータでは、この年代の女性のお見合い成立率は約10%と、全年代の中で最も高くなっています。■■
★★20代後半のCさんは、「月に10件以上の申し込みがあり、どう対応すべきか悩んでいました。価値観の違いを重視して選別することで、より充実した出会いにつながりました」とのことです。★★
○○20-30代女性の注意点
- 申し込み過多への適切な対応
- 年齢条件の慎重な設定
- 将来設計の明確化
- 理想と現実のバランス○○
40代以上女性の場合
40代以上の女性は、より戦略的なアプローチが必要です。◆◆お見合い成立率は年齢とともに低下する傾向にありますが、明確な結婚観を持っている方が多いため、成婚率は決して低くありません。◆◆
★★40代前半のDさんの例では、「年齢にこだわりすぎず、価値観の合う方を探すことに注力したところ、理想的な出会いにつながりました」という成功事例がありました。★★
○○40代以上女性の対策
- 年齢条件の柔軟な設定
- 自己PRの工夫
- 積極的なアプローチ
- 婚活市場の現状理解○○
20-30代男性の場合
20-30代男性は、お見合いの申し込みに対して戦略的なアプローチが必要です。■■この年代の男性は平均して月に23回程度の申し込みを行い、そのうち約6.6%が成立するというデータがあります。■■
○○20-30代男性の成功のポイント
- 写真とプロフィールの充実
- 自己PRの強化
- 申し込み基準の明確化
- 効率的なスケジュール管理○○
★★20代後半のEさんは、「最初は数多くの方に申し込みをしていましたが、自分の希望条件を明確にして絞り込むことで、お見合いの成立率が大幅に向上しました」と振り返っています。★★
40代以上男性の場合
40代以上の男性は、◆◆年齢や条件のギャップを意識した戦略が重要です。理想と現実のバランスを取りながら、効果的なアプローチを心がける必要があります。◆◆
○○40代以上男性の注意点
- 年齢条件の現実的な設定
- 経済条件の明確な提示
- 結婚観の丁寧な説明
- コミュニケーション力の向上○○
★★40代後半のFさんの事例では、「年齢にこだわりすぎず、お互いの価値観を重視した結果、素晴らしいパートナーと出会うことができました」というポジティブな結果につながっています。★★
以下のような要素に特に注意を払うことをお勧めします。
○○重点的に取り組むべき項目
- 第一印象の改善
- コミュニケーションスキル
- 生活スタイルの提示
- 将来のビジョン共有○○
■■大切なのは、自分の年代や状況に合わせた現実的な戦略を立て、着実に実行していくことです。焦らず、でも諦めず、一歩一歩前進することが成功への近道となります。■■
まとめ
お見合いが成立しすぎることは、一見良いことのように思えますが、様々な課題を引き起こす可能性があります。◆◆大切なのは、数をこなすことではなく、質の高い出会いを重視し、自分のペースで着実に進めることです。◆◆
■■特に重要なのは、以下の3つのポイントです。第一に、自分に合った適切なペース配分を見つけること。第二に、スケジュール管理を徹底し、一つ一つの出会いを大切にすること。第三に、必要に応じて断る勇気を持つことです。■■
こうした課題に悩む方には、専門家のサポートを受けることをお勧めします。例えば、「【婚活KOKO】」では、経験豊富なカウンセラーが一人一人に合わせた効率的な婚活プランを提案し、成婚までしっかりとサポートしています。14年の実績と500組以上の成婚実績が、そのサポート力の高さを証明しています。
★★無理なくスムーズな婚活を進めたい方は、まずは無料相談から始めてみることをお勧めします。プロのアドバイスを受けることで、より効果的な婚活が可能になるはずです。★★
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